オキナワイキモノラボ(生物多様性おきなわブランド発信事業公式サイト)

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はじめに

当サイトを閲覧頂きありがとうございます。沖縄県が属する琉球列島は、古い時代に大陸と分離、結合を繰り返した歴史をもち、そこに棲む生き物たちは長い年月をかけて独自の進化を遂げてきました。そして現在も温暖湿潤な気候に育まれ、多種多様な生き物が生息しています。

また、島の人々は、古くから食料や建築材などの目的で動植物を利用し、自然の恩恵を受ける一方、採りすぎないような配慮をするなど、賢明な利用を続けてきた歴史を過去の文献等から伺い知ることができます。

しかしながら現在では、生活様式の近代化に伴い、生き物と直接触れ合う機会は減り、先人からの知恵を受け継ぐ機会も失われつつあります。本県の豊かな自然環境は、県民の宝であり、その恵みを将来にわたって受け続けるためには、県民一人ひとりが、それぞれの地域が持つ自然環境の特性や生き物との関わりを再認識し、正しく評価していくことが重要です。

このようなことから県では、県民の皆様に地域を代表する生き物の分布情報や自然特性をはじめ、その方言名、生き物とヒトとの関わりなど、生き物に関する様々な情報を提供するためのサイトを開設いたしました。

当サイトでは、その地域ならではの、生き物の情報やヒトと自然環境との関わり合いが、県民にとっての価値そのものであると考え、「ブランド」と表現しています。

野生動植物の最新の分布情報や生き物とヒトとの関わりについて検証し、今後保全すべき方向性を定めた「生物多様性保全利用指針」(沖縄本島編)の公開を、平成31年8月より開始しました。八重山編、宮古諸島編、沖縄島周辺諸島及び大東諸島編につきましても、調査が終了次第公開を予定しています。

「生物多様性保全利用指針」の作成に当たり、現地調査にて撮影した生き物たちのいきいきとした映像を、「ギャラリー」ページにて掲載しています。是非ともご覧ください。また、本ホームページで公開されている映像データはすべて、非営利目的での利用が可能です。利用にあたっては、注意事項がいくつかありますので、詳しくは映像のページ一番下の「利用規約(映像データ)」をご覧ください。

今後も末永く当サイトをご活用頂き、県民の皆様が地域の自然環境に興味を持ち、それを守り続けていくための一助となれば幸いです。

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