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クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ
和名
クロツラヘラサギ
学名
Platalea minor
分類
ペリカン目トキ科
大きさ
70~80cm
分布
中国大陸の東海岸(朝鮮半島西海岸~カンボジア)、九州・沖縄で越冬
沖縄県RDB:絶滅危惧ⅠB類
環境省RL:絶滅危惧ⅠB類
頭部の体色は黒く、ヘラ状のクチバシを持つことから、その名の由来となった鳥です。浅瀬にクチバシを開いて入れ、左右に振りながらエサとなる小魚、エビ、カニ等を探します。
主に朝鮮半島の西海岸で繁殖し、日本へは九州・沖縄地域を中心に越冬のため渡来します。総生息確認数は、1990年代初期は300羽ほどしか確認されていませんでしたが、2012年1月には2693羽が確認されています。
日本では、河川の埋め立て・改修・堤防工事などの影響から、生息環境が狭まりつつあります。大韓民国(韓国)では国の天然記念物に指定されています。

2017年6月更新

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