オキナワイキモノラボ(生物多様性おきなわブランド発信事業公式サイト)

マテガイ

マテガイ
和名
マテガイ
学名
Solen strictus
分類
不完全歯上目無面目マテガイ科
大きさ
約8cm
分布
北海道から中国大陸沿岸
沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類
環境省RL:絶滅の恐れのある地域個体群 (LP)
細長い筒型の殻をもつ二枚貝です。地中の深さ約20cm程度まで潜っています。
古くから食用として親しまれており、巣穴の入り口に塩を撒いて飛び出させて捕獲する方法が民間で行われていました。これは、海水の塩分濃度が高くなり、マテガイが「潮が満ちてきた」と勘違いするため起こる現象といわれています。
近年の沖縄県内では埋め立てなどの沿岸部の開発による生息地の減少や潮干狩りによる乱獲などによって個体数の減少が危惧されています。
泥の混じった砂地に多く生息している

泥の混じった砂地に多く生息している


2017年7月更新

「環境で見る」ページに戻る