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イボウミニナ

イボウミニナ

深く湾入した入り口上部

和名
イボウミニナ
学名
Batillaria zonalis
分類
新生腹足目ウミニナ科
大きさ
約4cm(貝殻の大きさ)
分布
沖縄島(主に東海岸)、西表島
方言名
チンボーラー(ウミニナやヘナタリ等の巻き貝の総称)
沖縄県RDB:準絶滅危惧 (NT)
環境省RL:絶滅危惧Ⅱ類
ウミニナのなかまとしては大型の貝です。
貝殻全体は細長く、入り口は上部が深く湾入しています。上部の湾入から、本種と近縁種を明確に判別することが出来ます。砂と泥が入り混じった場所で群れている所を見かけることができ、デトリタス(微生物の死骸などの有機物)をエサとしています。
現在、干潟の埋め立てなどが原因で、生息地の消滅、沿岸部の環境悪化が心配されています。
イボウミニナ

イボウミニナの群れ


2017年6月更新

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