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オキナワカブトムシ

オキナワカブトムシのオス

オキナワカブトムシの雄

和名
オキナワカブトムシ
学名
Allomyrina dichotoma takarai
分類
コウチュウ目コガネムシ科
大きさ
3~5cm (角を除いて)
分布
沖縄本島、瀬底島、伊江島、伊平屋島
沖縄県RDB:準絶滅危惧
環境省RL:情報不足 (DD)
沖縄諸島のみに生息し、日本本土に生息するカブトムシの亜種にあたります。日本産(本土)カブトムシと比べて、頭と胸の角が短く体も小さいことが特徴的です。
オキナワカブトムシと久米島の固有種であるクメジマカブトムシは、約170万年前におきた地殻変動の影響から他の島々と隔離され、日本産カブトムシと遺伝的に大きく離れています。カブトムシの中では最も祖先的な種とされています。
開発などの森林伐採による個体数の減少や日本産カブトムシとの交配による遺伝子のかく乱などが懸念されます。

2017年6月更新

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