八重山の干潟と海草藻場の貝類展を開催しました!

沖縄県(環境部自然保護課)では生物多様性保全利用指針OKINAWA(以下:指針)の策定に基づき、平成28~令和3年度まで沖縄県全域の陸域と海域で生物調査などを実施しています。今回は、これまでの取り組みの紹介や指針の普及を目的として、八重山地域の現地調査で採取された貝類の標本と指針の内容を紹介したパネル展を開催しました。

展示風景1

展示風景2

開催場所は、西表島2ヶ所箇所、石垣島2ヶ所箇所、沖縄本島1ヶ所1箇所で開催し、地元から県外までたくさん沢山の方々にご来場お越しいただきました。ご来場いただき誠にありがとうございました!

展示風景1
西表島エコツーリズムセンター

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西表野生生物保護センター

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国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター

展示風景1
石垣市立図書館

ご来場された方の多くの方は、身近に生息する多様な観察できる貝たちを見て「地元の海岸に、で沢山の生き物が生息しているんだ!今度あの浜に行って見てみよう!」などの声が上がっていました。また、普段からよく訪れる行く海岸の環境の様子ががどうなっているのか気になるという意見も方が多く寄せられました。そこで、簡単に現在の沖縄全域の環境を一覧できるのが指針に掲載されている「環境カルテ」です。

環境カルテってな~に?

環境カルテのページで知りたい地域をクリックすれば、その地域の環境の特徴が表示されます。

さらに詳しく沖縄の環境が知りたい方は、生物多様性保全利用指針OKINAWA(暫定版)をチェックしてみましょう!膨大な生物の分布情報(ビックデータ)に基づいた解析から導き出された各地域における生物多様性の状況が確認できます。

令和3年度は、指針の普及を目的とした宮古・久米島の貝類の展示会を予定しております!開催場所や日時は本サイトにてお知らせしますのでお楽しみに♪

※貝類の標本については、事業終了後に自然関係の博物館に収蔵される予定です。